2017年11月29日水曜日

ホーム長研修会を開催しました

研修テーマ:非行少年の正しい理解と現状及び守る防犯から攻める防犯への転換
講師:出口保行氏(東京みらい大学こども心理学部長)
日時:平成291128日(火)13:1515:15
場所:長谷場新宿寮会議室

少年非行や犯罪というものに対して漠然とした不安を抱くのではなく、正確な情報を理解し、犯罪を起こさせない・非行化させない防犯(心理的防犯)の重要性を学んだ。
非行や犯罪に至る動機形成は誰にでも起こり得るがそれを行動に移すには多くの意思決定を行われている。
その多くの意思決定が少し変化するだけで非行や犯罪を未然に防ぐことができる。その意思決定には捕まるなどのリスクと別に行動をするうえで失うものの大きさが大きく関係するという。たとえば少年であれば、捕まることはないが周囲の人間の信頼を失いたくないと思うことで非行犯罪を防ぐことができる。
大切なことはそれまでにいかにそうした人間関係などを作ることができるかということであり、そのためには子ども達と生活を共にする施設の職員の役割も大きいとのお話であった。
まずは自分たちがメディアなどから受けている思い込みを排除し、正しい知識を得ることが大切である。



参加人数は22名でした。(うちホーム長は13名)

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